1.リアクションを考えてみようか?
君にとって、話しやすい人ってどんな人だろうか?
自分の言葉に対して笑ってくれたり、強く反応してくれたりすると、ついつい、こちらも話を続けたくなることってないかな?話し甲斐がある、とでも言いますか。
逆に反応が薄いと、正直話すモチベーションも落ちてしまうよね。
よく言われる、「話し上手は聞き上手」の「聞き上手」というのは、ズバリ「リアクション上手」のことなんだ。どんなことを喋っても笑って反応してくれるリアクションの上手い人は、話し手にとっては、すごく話しやすい人なんだよね。
だって何を言っても、必ず大きなリアクションを返してくれるという「絶対的な安心感」があれば、話し手は何も考えずに思ったことをそのまま話せる(身を任せられる)し、いい気分になれるんだから。
とは言っても、具体的にどうしたらいいんだろう?「え…」とか、「あ…」とか、千と千尋の神隠しのカオナシみたいな音声しか発せられないのに、どうやって気の利いたことを返せばいいんだろう?
いやいや。気の利いた返しなんていらないよ。ムリしなくていい。焦らなくていい。人と比べなくていい。階段は一段ずつ登ろう。いつか陽の目を見られるから。
まずは「笑顔で(※)」相手の発言を要約して、ちょっとだけスパイス加えて、そのまま返してあげよう。名づけて「オウム返し作戦」だ。相手の立場になりきって、相手の気持ちを肌で感じて「そうなんですか、~って○○ですもんねー」と返すんだ。たったそれだけでも、相手は「君に話が伝わった!話を聞いてくれた!」と感じるものだから。
※上手く笑えない鉄仮面なあなたは、表情筋の鍛え方をgoogle先生に聞いてみよう。
2.引き出しに入れることと、引き出すこと
日頃から、会話に困らないようネタをストックしておこう。日ごろの何気ない事柄の中にも、面白い話は結構あるものだし。
どうせリアルタイムで面白い切り替えしができないのなら、自分から話題を切り出す場面用に、引き出しからネタを引き出せるようにしておこう。決めておいたことを話すだけなら、そんなに難しくないでしょう?事前に構成を練って練習したっていいんだ。
大事なのは会話のために「コレ、つかえるな」と自分の言葉でストックする習慣を身に付けることだ。それが自分を支える自信にもつながるんだ。
3.原点回帰。一番の基本はやっぱり…
やはり人間関係の基本は挨拶です。あ、馬鹿にしたね?「挨拶ってwwww小学生かよ」って。じゃあ質問するけど、君はちゃんと毎朝相手の目をみてハッキリ挨拶できてる?僕の周りにはほとんどいないんだよなぁ。
挨拶されて気分を良くする人はいても、害する人なんていないんだよ。
高校時代の同級生に「コミュニケーションの神様」みたいのがいたんだけど、彼は相手がヤンキーだろうがリア充だろうがオタクだろうが、どんなタイプでも、すぐに仲良くなれて、誰からも好かれるような人間だったんだ。
最終的には同学年のほぼ全員は元より、多くの他学年の生徒とも、仲良く会話するような関係になっていたかと思う。まさにコミュニケーションのモンスター。そんな彼に、「どうやったらそんなに社交的になれんの?才能?」と聞いてみたんだ。
「まずは挨拶からだよね、やっぱりこれが基本。あと相手が男なら下ネタだw下ネタに興味ない男なんていないからねwww」
やはり、あいさつは基本中の基本なのは間違いないようです。
ということで、できることから一歩一歩始めていこう。
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