プロジェクトマネジメントの話とか

「プロジェクト管理」をはじめ、心理学・ライフハックの話を中心に、ビジネス全般について書いています


誰にでもできる、仕事を楽しむためのたった1つの工夫。


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  • プライベート重視で毎日「定時退社」なアタナだからこそ
  • まだ新人で、こなせる仕事の幅が狭いからこそ
  • 目の前の仕事で手一杯なあたなだからこそ
  • 家事と育児で忙しく残業できない!超多忙なワーキングマザーだからこそ
  • というか、仕事に行きたくないんです
  • つーか、働きたくないでござる!!

 そんなあなただからこそ。
 サラリーマンの仕事には創意工夫の余地があって、面白いんです。

 必ずしも残業する必要などないのです。

 前回の記事
 なぜサラリーマン生活がつまらないのか?正しい雇われ方を考えよう! - プロジェクトマネジメントの話とか
 では、楽しくサラリーマン生活を送るには?という観点から記事を書きました。一言で言えば、能動的・主体的に動けば動いた分だけ仕事は楽しくなるし、受動的であればあるほど苦痛だよ、というお話です。

※今回は前回記事がベースになっているため、お手数ですがそちらを先にご覧いただければと思います。

 ただこの記事について、上昇志向の強いバリバリの仕事人間じゃないと実現不可能じゃん!?などと受け取ってしまった方もいるかと思います。

 また、先日いただいたコメントの中には「そんなにヤル気と気力と体力があるなら、起業すればええやん m9(^Д^)プギャー」という指摘もありました。あ、よく見たらプギャーなどとは書いてませんでした。ちょっとだけ盛りました。

 ということで今回は、前回書き切れなかった補足記事として、目の前のタスクを消化するので手一杯な方や、家庭の事情やプライベート重視で定時帰りなあなたにとっての、「仕事を楽しむ方法」「楽しくサラリーマン生活を送る方法」について考えてみましょう。

 

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今一度問う。「定時まで耐え忍ぶ毎日」は、楽しいですか?時間もったいなくない?

 我慢に我慢を重ね、定刻を待つ日々。これ……拷問じゃないでしょうか?人生は時間でできています。貴重な生命を浪費するのって、もったいなくありません?どうせやるなら、その時間を楽しんで有意義なものにした方が得ではありませんか?

 こちらの過去記事(仕事が人生に占める割合……)にも書きましたが、思考を停止させて労働時間を切り売りすると、人生全体の約2割の時間を棒に振る計算になります。さらに22歳~65歳のスパンに限定して試算すると、何と生活時間の約4割をドブに捨てる計算になってしまいます。(※1)

 人の数だけ価値観は存在します。でも――。

 これで本当にいいんでしたっけ?ホントに最期に後悔しませんか?

(※1)数値の根拠についてはお手数ですが過去記事、および下記数式を参照のこと。

■22歳~65歳の間限定で計算すると

  • 活動時間:251,120時間
    16時間/日 × 365日/年 × 43年 = 251,120時間
  • 労働時間:96,750時間
    10時間/日 × 225日/年 × 43年間 = 96,750時間
  • 22歳~65歳の、活動時間のうち労働時間が占める割合:約4割
    労働時間 ÷ 活動時間 = 96,750時間 ÷ 251,1200時間 ≒ 38.5%

仕事を楽しめるか否かは「プロセス」次第。不毛な残業は不要!

 プライベートを最重要視したいので必要最低限の残業しかしたくない、という考え方もあるでしょうし、育児があるから定時までしか働けない、というワーキングマザーの方も多いかと思います。もっと言えば「マジで働きたくないでござる」といった、生活のために否応なく働いている方々もいるでしょう。

 だからこそ、逆に「その限られた時間」に意識を集中させ、いままで不毛だった時間を意義ある時間へ転換させるべきなのです。例を考えてみましょう。

 

仕事を楽しむためのコツとは?この世にはルーチンワークなど1つも存在しない!

 例えば、あなたが単調なデータ入力の業務をアサインされたとします。日々、指示された通り何も考えずに入力してきたあなたは、毎日が単調で苦痛で仕方ありません。ではどうすべきか?

 変化がなくて苦痛なら、自分で変化を創り出せばよいのです。

 ただ単にデータ入力するだけであれば、日々同じ業務かもしれませんが、例えば

  • 日々、入力時間を記録して昨日の自分と比較し、グラフを作成してもいいし
  • 入力対象のデータの意味を自分なりに解析・分析して何か業務改善のネタにならないか検討・報告することも可能だし
  • 入力の効率化の観点から、どうにかして自動化できないか?→エクセルの関数・マクロを覚えてもいいし
  • マクロ覚えたらもっと面白いことやらせろ!とアピールしてやろう、というのもアリだし

 たった一つの単調作業をとっても、味付けの切り口は無数に存在し、変化の方向性も無限に広がっているのが仕事というものなのです。

 業務の改善案など提案し、それを自分のタスクとして管理し、自分で回せられる権限やスキルがあればベストですが、組織で仕事を進める以上、状況的に困難な場合も多々あるかと思います。

 「自分で自分の仕事を作る」という言葉ですが、必ずしも「新たな仕事」を生み出す必要などないのです。既存の仕事に変化を加えるだけでも、十二分に自分の中に変化が生まれ得るのです。必要なのはプロセスの中から生まれる「変化」であり、その刺激に伴い、自分の中に生じた「面白い」という反応なのです。

 まだ新人でスキルがないのであれば、可能な範囲で変化をつけていけばいいのです。マクロが組めないのであれば、楽をするために学べばいいのです。「働きたくないでござる」のなら、なおさら楽をするために「学ぶ」べきです。そうすることで新しい景色が見えてきます。

 

手一杯で目の前のタスクの消化で精一杯?だからこそ。

 目の前が炎上していて変化どろこじゃない!という場合こそ、効率化や無駄の排除という観点で変化し続けないとエライ目にあってしまいます。丸焦げになる前に、先ほど同じく「いかにして楽をするか?」ということを考え実践しましょう。楽をしよう、というと少し言葉の響きは悪いですが、これが仕事の最も重要な重要ポイントのうちの一つなのです。
凡人のあなたが爆速で仕事をこなすための6つのポイント。 - プロジェクトマネジメントの話とか
仕事を抱え込んでしまう理由と8つの処方箋。 - プロジェクトマネジメントの話とか

 

「一円を笑うものは一円に泣く」という言葉の本当の意味

 ところで、一円を笑うものは一円に泣く、という言葉があるじゃないですか。小さなお金を笑うものは、いつしかその小さな金額に泣くことになる、という意味です。私は、この言葉はもう一つの意味で解釈可能だと考えています。

 それは一億円は一円が一億集まって構成されている、という考え方です。要は、一円を笑うということは、一億を笑っているのと同義だとも言える、ということです。一円を笑うものは一万、一千万、一億を笑うことと同義なのです。

 お金を例に出しましたが、何が言いたかったかというと、これは目の前の小さな「変化」にも言えることで、「大きな変化」は「小さな変化の積み重ね」からのみ生まれるということです。上記のデータ入力の工夫についても同様で、結局はそんなことしてなんの意味があるの?というレベルの積み重ねがある日突然、花開することでのみ、状況が好転して面白くなっていくのです。これが一つの仕事の楽しみ方なのです。

 スライム狩りを放棄した勇者がレベルアップすることは永遠にあり得ないし、新しい街や景色と出会うこともあり得ないのです。泥臭い、面倒、どうせなら大きなことがしたい。特に新入社員はそう思いがちですが、「目の前の小さな変化を楽しめる力」こそが、今日一日を楽しむために最も必要な力のうちの一つなのです。


 いつ、何が起きても。

 あなたが顔を上げて前を向いている限り、状況は前向きに変化し続けます。

 ただ、腐った瞬間に、あなたの人生は確実に終わるのです。

 人生は一度きり。さあ、どうしますか?

 

photo by Hisako TANAKA

 
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photo by Philip Chapman-Bell

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