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プロジェクトマネジメントの話とか

「プロジェクトマネジメント」をはじめ、ライフハック・IT業界の話を中心に、ビジネス全般について書いています


仕事が人生に占める割合は2割。そこに情熱を注ぐのは不毛なのか?

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ワークライフバランス
photo by Trish

人生の大半の時間を仕事に費やすのだから、最重要視しましょう――。

これって本当に正しい考え方なのでしょうか?

仕事が人生に占める割合を、まずは「時間ベース」で試算してみましょう。

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高々、2~3割という事実

22歳から働き始めて、65歳で定年退職(43年間労働)、80歳まで生きると仮定します。

■人生全体の活動時間

  • 一日の睡眠時間:8時間
    幼少のころは長時間寝ますが、歳をとるにつれ減少していくので、ざっくり平均化
  • 一日の活動時間:16時間
    24時間 - 8時間(睡眠時間)= 16時間
  • 人生全体の活動総計時間:467,200時間・・・「※1」
    16時間/日 × 365日/年 × 80年 = 467,200時間
  • ちなみに22歳からの活動時間:338,720時間・・・「※2」
    16時間/日 × 365日/年 × 58年 = 338,720時間


■人生における労働時間

  • 一日の労働時間:10時間
    若い頃はバリバリ、歳とってからはスローに、ざっくり平均化
  • 一年あたりの休日:140日
    2日/週間(土・日) × 52週間/年 + 17日(祝日) + 10日(夏季休暇・年末年始) + 9日(有給) = 140日
  • 一年あたりの労働日数:225日
    365日 - 140日(休日)= 225日
  • 人生における労働総計時間:96,750時間
    10時間/日 × 225日/年 × 43年間 = 96,750時間・・・「※3」

■人生に占める労働時間の割合
 
 上記「※1」・「※2」および「※3」より、

  • 人生全体に占める労働時間の割合:21%
    生涯の労働時間 ÷ 人生全体の活動時間 = 96,750時間 ÷ 467,200時間 ≒ 21%
  • 22歳からの人生に占める労働時間の割合:29%
    生涯の労働時間 ÷ 22歳からの活動時間 = 96,750時間 ÷ 338,720時間 ≒ 29%

ということで、せいぜい2割~3割がいいところなのです。

もちろん、某飲食店のようなブラック企業や、外資系金融機関・戦略系コンサルに代表されるハードな企業であればこの限りではありませんが、高齢になってまで連日徹夜のデスマーチ(=IT業界で炎上プロジェクトを指します)に体が耐えられるほど人は強くありません。個人差はあるでしょうが、いったとしても5割には満たないでしょう。

つまるところ、あなたの人生の大半は仕事以外によって構成されているというわけです。

あなたはこの数字をどう捉えますか?

プライベートと仕事の比率が「8:2」とはいえ、この数値は自分である程度コントロールできるものです。また、異なった切り口で計算すれば別の見方も可能です。(それでも5割にも満たないかと思いますが。)という前提の元、8:2をベースとして話を進めます。

で、時間比率は8:2かもしれないけれど、個人的には人生は一度きりなので仕事もプライベートも楽しんだほうが得だと思うわけです。その重要度に優劣の差はないと考えます。なので、2割であっても仕事で手を抜くことはあり得ないし、8割のプライベートの時間の一部を、仕事の勉強に充てることもあるでしょう。

逆にデスマーチに巻き込まれ、一時的に「1:9」になった場合は心身のメンテをしっかりと行い、ワークライフバランスを維持した生活を心がけるべきだし、そしてそのようなときこそ、人生の最期を想像して「今」、誰と過ごすべきか?誰と笑うべきか?を考えるのです。

【過去記事をご参考に】
人生の終わりから考える。ゼロからやさしく学ぶ7つの習慣【第1・第2の習慣】 - プロジェクトマネジメントの話とか
なぜ人は英語の勉強や運動をサボるのか?―7つの習慣【第3の習慣】から考える。 - プロジェクトマネジメントの話とか

また、今以上にプライベートを大切にしないと最期に後悔することが目に見えている場合も多いでしょう。そのような場合は効率化を行い、自分の時間・家族との時間を大切にするカイゼンが必要なのです。

業務に支障のない範囲で、ガンガン有給を消化しましょう。なぜ遠慮するのでしょうか。アナタの一度きりの人生です。周りの目が気になる?上司の印象が悪くなる?それらはあの世まで持ち越せる、特典ポイントか何かでしょうか?

仕事で手を抜け、と言っているわけではありません。仕事は本気で取り組むのが大前提です。だからといって、仕事が自分の人生をないがしろにしていい理由にはならないはずです。人生の満足度を会社が保証してくれるのでしょうか?

また、休むことで心と体は活力が回復し、パフォーマンスも劇的に向上します。休むのも仕事のうち。仕事が大事だからこそ、仕事のためにも休むのです。
凡人のあなたが爆速で仕事をこなすための6つのポイント。 - プロジェクトマネジメントの話とか

全ての選択権は自分にある

このまま話を終わらせるのもツマラナイので様々な生きざまを想像してみました。

プライベートと仕事の比率が…

■8:2?いや、自分は1:9なんだけど。

バリバリの仕事人間のアナタ。特に経営者はデフォルトがこれですね。このタイプはむしろ仕事とプライベートの境界線がなかったりします。仕事=遊び。

人生を最期から考えて、孤独な成功者にならないよう気をつけましょう。社会貢献こそ仕事する理由の一つ。ぜひ頑張って世の中を良くしていただきたい。(上から目線)

■8:2?だったらオレはプライベート最優先だ!

仕事は「生きるための金を稼ぐ手段」と割り切るのもアリでしょう。毎日定時退社。アフターファイブにはスポーツクラブへ直行し、心身ともに健康。有給もフルで消化で趣味は旅行です。テレビドラマは毎日リアルタイムで視聴可能です。蹴りたい。

■8:2?うーん…自分は9:1がいいんだけど。

不労所得を得て、悠々自適の生活を送る?って、宝くじに当たるか親が資産家か玉の輿に乗るか?現実的ではないですね。

では一生遊んで暮らせる金を先に稼いでリタイアするのはどうでしょう。そもそもそれだけ稼げる人は仕事が好きな場合が多いので、じっとしていられないのではないでしょうか。


あなたはどの人生を選択しますか?


誰と共に過ごし、笑っていたいですか?


今日はここまで。そんじゃーね!

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