プロジェクトマネジメントの話とか

「プロジェクト管理」をはじめ、心理学・ライフハック・仕事の話などを書いています。


なぜ時間がないのか?2つの対策をGoogle社の分析結果から考える。

 やあ、よく来てくれたね。
 この絶望に満ちた、何の救いもない「日常」という灰色のキャンバスに、一つ一つ色を重ね少しずつ彩りを灯していく。ここはそんなブログです。

 すみません、いま思いつきでテキトーに書きました。wiz7です。

 さて、早いもので2016年も目前ですね!時間の流れはこれからも容赦なく加速していきます。

「もう年末!?今年やりたかったことの半分しかできてない!」

「いつも気づいたら休日・連休が終わってるんだよね……」

「やっと3時間連続でデスクワークの時間が確保できたものの、不完全燃焼のまま、いつの間にか残り15分!?」

 なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

 誤解を恐れずに言えば、「人は時間を馬鹿にする生きもの」だからです。

 一般的に、我々には家計簿をつける習慣はあるものの、時間簿をつける習慣はありませんよね。
 コレって、よく考えたらおかしな話だと思いませんか?僕らはお金に対しては非常に強い執着を示し、収支を記録して惜しみなく分析・改善を繰り返すにも関わらず、時間に対しては無頓着なのですから。

 人生は時間から構成されています。決してお金からではありません。
 「時は金なり」という言葉がありますが、それは誤りです。厳密には「時は人生なり」が正なのです。

 つまり僕らが重視すべき対象は、お金ではなく時間なのです。

 ということで今回は、僕らの人生にとってお金以上に大切な「時間の扱い方、増やし方」について、Google社の分析と併せて考えてみたいと思います。

時間管理の原理原則を、プロジェクト管理の常識「パーキンソンの法則」から理解しよう!

 古くから伝わる「パーキンソンの第1法則」をみてみましょう。

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
――シリル・ノースコート・パーキンソン

 むむ……何だか耳の痛い話ですね。「法則」と聞くと何だかソレっぽく聞こえますが鵜呑みにせず、まずは身近な例で考えてみましょう。

 例えば上司から、「このプログラムを今日中に仕上げて」と依頼された場合と「4日後までに仕上げて」と依頼された場合を想定して、自分の中の反応を比較してみましょう。
 一般的に、前者の場合は尻に火が付き集中力は増大し、後者はマイペースでゆっくり消化してしまう、というのがよくあるパターンではないでしょうか?

パーキンソンの法則の実態

図1:パーキンソンの法則から考える集中力

 抱えている他タスクの量・優先順位の兼ね合いがあるため、現実はここまで単純ではないにせよ、締め切り・デッドラインに合わせ無意識のうちに馬力を調整するという性質が人間にはあるわけです。

 人は誰もが「自分はいつも忙しい!」「常に時間が足りない!」と考えています。暇な学生ですら同様なのです。その理由は全て、このパーキンソンの法則で説明がつくのではないでしょうか?

 僕らが考えている以上に、人って強くはないんですよね。

 元々はこの考え方、英国の歴史・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソン氏が1954年に官僚機構に対して指摘したものですが、この「あるある感」が共感を呼び、大ウケした結果現在まで語り継がれているのです。

※余談ですが、プロジェクトマネジメントの名書『ピープルウエア』『ゆとりの法則』『デッドライン』などで有名なプロジェクト管理の権威であるトム・デマルコ氏は、この考え方を真正面から否定しています。
しかし、その主張について個人的には懐疑的であり、妥当性を検証するためにはいくつかの前提条件を整理して考える必要があると僕は考えているため、近々、別途記事にしたいと思います!

 というわけで古今東西、人間にとって締め切りの重要性は変わらないよね、というお話でした。

 次に、この考え方を念頭に置き、Google社の社員を分析した結果について考えてみましょう。

Googleの社員たちを分析して判明した、トップ集団と二番手集団の「わずかな差」とは?

 どうせ世界を牽引する「天才集団」の話だろって!?
 いやいや、これから述べることこそが僕たち凡人に最も必要な考え方なのです。

 Google社は今まで世界TOPクラスのIQモンスターばかり採用してきました。以下の記事では「グレート」な社員と呼んでいます。
 しかし最近はそれに加え、優秀だけれども「グッドな人材」も入社するようになってきたため、Google社の人事はグッドな社員をグレートに押し上げるための方法論を研究しているわけです。そこで導き出された結論のうちの一つがコレ。

グッドな社員とグレートな社員の一番の違いが何かというと「何かを終える時間を決めていない」という人がグッドなことが多いんです。
グレートな人って「何時に始めて、何時に終える」というのをしっかり決めてるんですよ。仕事にしろ、仕事以外でも。

Googleが社員の健康づくりに取り組む理由 - ログミー

 ここで注目していただきたいのは、Google社の「グッド」クラス、つまり一般企業で言うところのスーパーエリートですよね?そんな怪物ですら実行できていない、という意外な事実なんですよ。
 まあ、能力がある怪物だからこそ逆に必要性を感じないため、できていないのかもしれませんが……そこには歴然とした「グレート社員との差」が存在していたわけです。

 前節のパーキンソンの法則と同様、何かに取りかかる際「終わりを先に決定する」、たったこれだけのことです。

 これを実行するのには、意志の力、根性の力、習慣化の力、ましてや才能・能力などは、一切必要ないわけです。僕ら凡人でも、少しだけ意識すれば、誰だって今からでも気楽に始められるわけです。

 賢明な購読者の方々は既にお察しかとは思いますが、僕も過去記事にて、幾度となく「終わりを先に決めよ」と言い続けてきました。非常に重要な考え方なので復習を兼ねて紹介しておきます。

 終わりを先に決めること。これが時間を有効活用するために重要な1つめの対策となります。

 次に、もう一歩踏み込んで時間管理の「単位」について考えてみたいと思います。

なぜ大型連休があっという間に過ぎ去るのか?

 ゴール・終わりを決めたとはいえ、当記事の冒頭で述べたように思うように時間を上手くコントロールできないことも多々あるかと思います。

 そこで必要なのが徹底した「分割・分解」という考え方です。
 人は大きなものを認識する際に、認知力が落ちる傾向にあります。

 逆に、細かい単位にブレイクダウンされた途端に、具体的なイメージがわき易くなります。

ブレイクダウンすることの効果

図2:細分化されているほど、内容もゴールも明確化される

 例えば「12億かけてシステムを作ろう!」と聞くと漠然とし過ぎているため「はぁ?」となりますが、アプリが2億で内訳はこれこれ、サーバの主機能が3億で内訳はこう……などと分解したとたんに、具体的なイメージがわいてきますよね?

 また、「一年間のプロジェクト」と聞くと抽象的で「フワっ」とした感じになりますが、「4月~5月が要件定義」「6月~9月が基本設計」……などのように分割・分解されることで、具体的な一つ一つの行動に落とし込みやすくなるわけですよね。

 みなさんもこの年末年始に一年の計画を立てる際、年→月→週→日……のようにブレイクダウン・分解して考える方も多いかもしれません。

 これらと同様に、大型連休も大きなまとまりとして考えるのではなく、自分の都合のよい形で分解した方が、対象ブロックを的確に把握することができるため、効率的に時間を使えるようになるのです。

 日頃の作業も全く同じで、漠然と「3時間確保できた!プログラム書くぞ!」ではなく、「最初の30分でここまで設計」し、「その後の1時間で一気に実装して」……などといった具合で、都合の良い形にぶった切り、細分化してやることで人の認知は急激に上昇し、集中力は一気に高まるのです。

 徹底して分割・分解すること。
 これが時間を有効活用するために重要な2つめの対策になります。

分割・分解の単位は臨機応変に!

 分割して、終わりを決める。そしてダッシュする(もしくは思いっ切りダラダラする)。
 この繰り返しでリズムが生まれてきます。

 また、集中してダッシュするためには、日頃の脳のコンディションも非常に重要になるので、そちらのメンテナンスも忘れずに!

  とはいえ、毎日生活していれば調子が出ない日もあるでしょう。忘年会・新年会で深夜まで飲んでいれば翌日は生きた屍と化し、頭も全く回りません。
 
 不調の場合は脳に与える負荷を最小限にすべく、一度に集中する時間を短くすることをオススメします。たった15分の塊でもよいのです。ダッシュして休んで……を繰り返すことで、徐々に不調なエンジンも徐々に息を吹き返すことも少なくありません。

 また、逆に調子が良く集中力が研ぎ澄まされているような場合であれば、あえて長く確保した方が効率が良いことも多々あるでしょう。
 日々コンディションをチェックして柔軟に調整したいところですね!

期限は1分間!究極の締め切り効果「ゼロ秒思考」

 過去記事にて紹介しましたが、作業時間を「1分間」という極限まで短くしたのが「ゼロ秒思考」のメモ書きです。方法は紙とペンを用意し、ひたすら思い浮かんだ言葉を文章として書きなぐるだけ。

『ゼロ秒思考』メモ書きでモヤモヤを吐き出し、スッキリ爆速。 - プロジェクトマネジメントの話とか

 詳細は過去記事を見ていただきたいのですが、この手法の凄い点は、自分が想像した以上に「次々とアイディアがわき出てくる」部分にあります。仮にこれを1分でなくダラダラと長時間続けていたら、ここまでの効果は得られないものだと僕は考えています。

ゼロ秒思考

ゼロ秒思考

 

 

どーせやるなら思う存分「のんびりとダラダラ」しよう!

 今回の記事は、上手く時間管理をして「誰かに勝とう!」などという堅苦しいお話ではありません。必ずしも仕事で結果を出して出世することだけが全てではないのです。
 仕事が早く片づけば、その分だけ早く家に帰り家族と過ごす時間を確保することができます。恋人や友人と過ごせる時間も生まれるわけですよね。

 もちろん、浮いた時間を別の仕事や資格の勉強に費やすのも面白く素晴らしいことです。仕事の幅が広がった分だけ、あなたの毎日が面白くエクサイティングになることは間違いないでしょう。

 また、寝正月を否定するつもりも毛頭ありません。僕も連休になるとめちゃくちゃ寝ますし。ただ、「何となく寝てたら連休終わってた!\(^o^)/」ってのは、さすがに悲しいですよね。
 自分の人生くらい自分でコントロールしたいものです。

 冒頭でも半分フザケて述べましたが、今回の記事が、少しでもあなたの日常を彩る作業の一助になれば幸いです。

 少しでも楽に。少しでも面白く――。

 全力で時間をぶった切って、良い年末・年始ライフを!

 

ピープルウエア 第3版

ピープルウエア 第3版

 
デッドライン

デッドライン

 
ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

 

 

業務効率化のカギ「朝会・定例会議」の爆速化について、キャリアコンパス様へ寄稿しました!

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 こんにちは、時間よりも人徳を増やしたいwiz7です。

 日々の業務を滞りなく回すためには必要不可欠ではあるものの、時間泥棒とも揶揄されがちな会議・打ち合わせ。

 実際に出席しているメンバーの様子を見ると、スマホやノートPCで内職三昧だったりするわけです。

「●●さん、ココどう思います?」

「ふえッ?(ヤベ、内職に没頭して聞いてなかった!)」

  などという光景を、今まで何度目にしてきたことか。……はい、僕もたまにやります、すんません。

 まあしかし、つくづく思うのですが、これってホント時間のムダじゃありませんか?

 全員で集中することで30分でも1時間でも早く退社して自分の時間に充てたほうが、はるかに有意義ですよね?特にこの時期、忘年会ラッシュでみなさんクソ忙しいじゃないですか!?

 今回は朝会(一日一回の情報共有会)にフォーカスして考えてみましたが、全ての打ち合わせにも同様のことが言えると思うので、この不毛な営みを少しでも改善するにはどうしたらいいか?について、当記事が少しでも考えるきっかけになれば幸いです。

記事はこちらになります▼
doda.jp

最後になりましたが、寄稿先のキャリアコンパス様、当ブログの購読者の方々、はてな様、そしていつも支えてくださる方々へこの場を借りてお礼申し上げます。

 では、眠い会議はさっさと終わらせて、よい忘年会ライフを!

 

photo by Alosh Bennett

 

 

残業しないのに給料が上がる人がやめた33のコト (角川学芸出版単行本)

残業しないのに給料が上がる人がやめた33のコト (角川学芸出版単行本)

 

 

今の面接は無意味!会社が生まれ変わる面接方法と、応募者の対策。

 こんにちは、最近、腹回りが圧迫面接を受け続けているwiz7です。
 お年頃の男子(&女子)のみなさんも自己管理にはお気をつけください。


 さて、今回は面接のお話です。

 面接で人間の能力を推し量ることはほぼ不可能です。

 しかしそれは、世間一般に行われている採用面接に限った話で、面接も「本気で実施」することができればその限りではありません

 先日、面白い記事を見つけました。実際に会社を経営されていた、きりんさん(id:giraffyk1)のお話で、当該記事ではご自身の経験から採用面接は無駄、採用試験は原則筆記のみでOK!といった斬新な主張を展開されていました。
採用面接は無駄なので全部無くして100%筆記試験で合否を決めるべき - きりんの自由研究

 面接が不毛であるという主張については僕も完全に同意で、過去記事
「最強の面接対策」について、みんなの転職様へ寄稿しました! - プロジェクトマネジメントの話とか
でも言及していた通りですが、今回は僕がそう考える理由と、少数精鋭部隊を構築するための「本気の面接」の実施方法について考えてみたいと思います。

 また、現行の面接に対して応募者側がとるべき戦略についても言及していますのでご参考にどうぞ!

 

「面接ウケが過剰に良かった」からこそ僕が感じた、面接の無力さ

 なぜ面接には意味がないのでしょうか?

 面接ウケが異様に良かった、僕の昔の話を例に考えてみます。

 僕は昔、下流行程を担当する3次受けあたりのソフトハウスに在籍していました。
 システム開発の案件(=プロジェクト)に参画するために、2次受け・1次受けの会社へ「面談という名の面接*1」を受けにいき、貢献しそうだと判断された者だけプロジェクトへの参画が許可される形です。

 余談ですが、面接にはスキルシートと呼ばれる紙切れを持参します。それは職務経歴書の簡易版のようなもので、自己紹介として下記のような項目を記載します。

過去参画したプロジェクトについての

  • 概要
  • 参画した期間
  • ポジション・働き
  • 担当フェーズ
    (基本設計、実装、試験など)
  • どのようなスキルを拾得したのかがわかる情報
    使用したプログラム言語、OS、DB、ミドルウェア(=システムの環境)など

などを記載します。

 採用側はこのスキルシートを見て応募者をふるいにかけ、人材と案件のマッチングを行うわけです。僕のスキルシート自体は特に立派なものではなく至って普通なものでしたが、なぜか面接で落とされた記憶がほぼありませんでした。

 毎回、なぜか必要以上に過大評価されていたためです。
 賢明な購読者の方々はおわかりかと思いますが、僕のコミュニケーション能力が高かったわけではありません。

 ある面接では、まだ未熟でスキルがほとんど無いにも関わらず無駄に過大評価されてしまい、かなり優秀なメンバーがボロボロと落とされるのを横目に、分不相応な案件に投げ込まれたのでした。

 ベテランだらけの超ハイレベルな案件に投げ込まれた新人に毛の生えたレベルの僕は、要求される水準についていけず、半年後にはプロジェクトから離脱することになったのです……。

※今思えば身の丈に合った案件を自分で選択すれば良かったとも思うのですが、会社側の事情もありそのような余裕は全くありませんでした。

 面接って本当にしょうもないなー、意味なくね?とつくづく感じたものです。

 その後、多くの様々な会社に属するメンバーらと共に仕事をしましたが、面接を上手くすり抜けてくる多くのメンバーらを見て、面接受けとスキルの間には何の相関関係もない、という僕の中の仮説は確信に変わったのでした。

 

1~2時間で人間を見ることの限界

 正社員の採用面接に話を戻します。

 まず冷静に考えていただきたいのは、高々1~2時間の会話で、数十年間生きてきた生身の人間の何がわかるのか?ということです。

 で、面接官もア○ホではないので様々な角度から、あの手この手を使って揺さぶりをかけるわけですが、それも健闘むなしくほぼ意味をなさないわけです。

◆圧迫されることが予測される圧迫面接

 例えば、威圧的な質問・態度で応募者へ意図的に精神的負荷をかけることで、ストレス耐性を見るとされる「圧迫面接」。そもそも「これから圧迫される!怖い!!」などと身構えている人間を圧迫して、一体どれだけの効果があるのでしょうか?

 例えばですよ、「これからドッキリを仕掛けますよー!気をつけてくださいねー!」って宣言して、その直後に何かハプニングが起きたとして、あなた驚きますか?出川哲郎クラスのサービス精神がある人はまだしも、普通の人は反応しませんよね。

 そもそも、数十分の圧迫で与えられるストレスなど、たかが知れていると思いませんか?本当のストレス耐性の有無は、継続的・長期的に負荷がかけられて初めて露呈するものです。

f:id:wiz7:20151104074138p:plain図1:時間軸から見るストレス耐性有無の発現

 安定性・継続可能性を確認したいのであれば、もう少し真面目に他の方法を模索・検討する必要があるわけです。

◆「現行の」面接は無駄です。何故なら本気でやってないから

 要は、面接の場で「打てば響くようなハキハキした理想の社会像」さえ演じられさえすれば、面接受けは非常に良いものになる可能性があるわけです。無論これでは、人間関係を構築する能力など推測することはおろか、保有する能力はほぼ何もわからないと言っても過言ではないでしょう。

 次に、「本気の面接」について解説します。(あ、「本気」で思い出しました、ここ数日急激に寒くなりましたが、松岡修造が日本離れてカナダ入りしたとか)

 

役務遂行能力を確実にあぶり出す、たった1つの面接方法

 見極めるための、シンプルかつ確実な方法は存在します。

 それは「面接を長期にわたって実施すること」

 たったこれだけの話です。

 実際に、共に働いてもらうのです。

費用対効果の問題で、そこまでコストを費やす企業はないかと思われますが、本気で見極めるためには、実際に、共に働く以外に方法はありません。
 
 ご存じの通り日本における労働法では、雇用契約書に「試用期間3ヶ月」などと明文化されていようとも、そこには一切の法的な効力はなく、一度正社員として採用した従業員を「イマイチだね!サヨーナラ!」などという理由で解雇することはほぼ不可能なのです。

 双方にとって不幸なこのミスマッチを事前に防ぐにはどうすればよいのでしょうか?

 簡単です。正社員登録は、事前に定めた期間働いた後、会社側(および応募者)が判断する、という双方合意の元に「真・試用期間」を設ければよいのです。

 会社のレベルが低いと感じた優秀な人間であれば、途中で逃げ出す可能性がありますが、逆に基準に満たない人材が入社する可能性はゼロです。

 実際に、このような形で適材だと判断した応募者のみを採用する企業を、僕は知っています。

 もちろん、多くの前提条件が存在するため、どの企業でも即日実施可能かと言えばNoですが、実現できれば多くの恩恵を受けることになるでしょう。

 

採用側はやり方を今すぐ変えるべき

 とはいえ、世の面接官の方々も、面接の限界については重々承知されているかとは思います。
 費用対効果・確率・業務効率の関係上仕方なく割り切って実施しているのが現状かとは思いますが、もし採用に頭を悩ませているのであれば、このような方法も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

 導入するにも検討事項が多く、すぐには現実味が感じられないかもしれません。真・試用期間は数ヶ月間が理想ですが、まずは数日でも一週間でもトライしてみてはいかがでしょうか?少なくとも現状に比べれば全く違った結果になるかと思います。

 

さいごに、なかなか内定が出ないアナタへ

 生身の人間が、初対面の人間をたった数時間で評価する。業務効率の関係上、このようなア○ホな話がまかり通っているのが現状です。
 
 繰り返しますが、面接官も生身の人間です。

 ひょっとしたらですよ?

 面接官が、上着の内ポケットにキャバクラの名刺(源氏名:愛)を入れたままにしてしまい、出社直前に奥さんに発覚、皿が宙を舞う修羅場のまま自宅を後にし、面接中も「イライラが止まらない☆(鈴木奈々風)」だったのかもしれません。

 つまるところ、あなたは面接前から不採用だったのかもしれないのです。全力で健闘したつもりでも、実は戦いの土俵にすら上がっていなかったのかもしれないのです。

 もしくは、あなたの顔が、小学生時代に面接官をイジメ続けたガキ大将の顔に酷似していれば、「こいつ目のあたりが何かムカツクわー」「何となくありえんわー」で一発、即アウトなわけです。

 嗚呼、不条理。しかしこれが採用面接の実情です。

 これほどいい加減なものに運命を左右されるというのも馬鹿げた話ですよね?

 なので、なかなか結果が出ない場合は、あまり難しく深く考えずに、数をこなすことを僕はお勧めします。

 僕が過去転職した際は、面接の練習という意味合いも兼ね、行くつもりのない企業含めエントリーし、激務の合間を縫って猛練習を積みました。

過去の寄稿記事を参照ください。何かの参考になれば幸いです。
僕が転職活動で60社に応募した、たった1つの理由。 | みんなの転職

 id:B-CHANさんはさらにその遥か上をいっていました。何と600~700社に書類を応募されたそうです。
 ボクが失業後の転職活動で経験した理不尽な話 - 非天マザー by B-CHAN
 正直、このレベルまでいくと「超人か!」という感想しか出てきませんが、理屈抜きで行動を積み重ねることでのみ、閉ざされた重い扉はこじ開けられるのです。

 僕は精神論があまり好きはありませんが、やっぱり最後は能力ではなく「執念」がモノを言うんですよね。

 目標・ビジョン・願望・欲求ではありません。
 それらに基づいた「執念」です。

 なので、肩肘張らずに気楽にゆっくり、とりあえず応募しまくりませんか?先方が適当なら、こっちもテキトーにやればいいのです。


面接に限りませんが、少しづつ、休みながら、サボリながらでいいのです。

一歩一歩。

固く閉ざされた扉がこじ開けられるのは他でもない、「あなたの最後の一押し」なのです。

 

 

面接の達人2017 バイブル版 (MENTATSU)

面接の達人2017 バイブル版 (MENTATSU)

 
採用基準

採用基準

 

*1:派遣法で事前面接は違法とされながらも、どこの馬の骨だかわからん人間をプロジェクトに参画させるわけにもいかないため、顔合わせという名の面接が行われているためです。へんなの!

「忙しいときこそ定時退社を!」メリハリ(MerryHurry)様に寄稿しました!

作業に集中するイメージ

 こんにちは。労働時間よりも腹周りを削減したいwiz7ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

 この度ご縁があり、「メリハリ(MerryHurry)」様に寄稿することとなりました。

 メリハリ様はその名の通り「シゴトを効率化し、明日の『何しよ?』を考えるサイト」というコンセプトで運営されている、シゴト効率化にフォーカスされたサイトです。

 多くの企業にとって労働時間の削減は一つの宿命とも言えるかと思います。今回は僕の過去の経験を踏まえた、強制力を利用した荒療治的な手法のご提案です。

 人はある程度の強制力を受けない限り簡単には変わらない生き物だと思います。とはいえ、外部(組織)から無理強いされるのではなく、自分のことくらいは自分で管理していきたいものですよね。
 自分で自分に対する強制力を作り出してコントロールする。ついでにプライベートの時間も大切にしよう!今回はそんなお話です。

 忌憚のないご意見待ってます!

※2017/03/07追記
メリハリ様が閉鎖されたため、当ブログにて公開予定です。

※当時のブックマークb.hatena.ne.jp


 最後になりましたが、メリハリ様、購読者の方々、はてなブログという強力なプラットホームを与えてくださったはてな様、そして日頃から支えてくださる方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 ありがとうございました。
 今後ともどうぞよろしくお願い致します!

 

力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣

力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣

 
1日1分1ポーズでメリハリボディ 究極のストレッチ88

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人のため?自分のため?社会貢献の誤解と7つの習慣【第7の習慣】

 「世のため、人のために!」
 「人さまの役に立つ仕事をしましょう!」

 小学校の道徳の授業に出てきそうな、この歯の浮くようなセリフ。

 「ホントかよ?世間さまの前に、自分の食い扶持をシッカリ確保することが先決じゃないの?」
 「自分が楽しくなかったら意味ないでしょ!」

 などといった考え方が出てくるのは至極真っ当な話ですし、むしろその方がよっぽど健全な思考だと僕は思います。

 その前提の上で僕は、人のために力を行使し社会貢献することは、この上なく楽しいことだと断言します。

 詳細は後述しますが、初めて僕が世間一般の人々が利用するシステム(BtoC)の開発に携わったときに、「オレのやってることが、世の役に立っているじゃん!」「仕事って面白れー!」を肌で体感しました。
 そのとき僕は、西野カナも驚くほどに嬉しくて楽しくて震えながら仕事をしていたのです。

 ……ここだけ読むと、ただの変態ですが僕は元気です。

 僕の小さな経験値、心理学・社会学をはじめとする学術的な見解や、故コヴィー博士による何万人にのぼる検証結果を、あなたに一方的に押しつけるつもりは毛頭ありません。

 あなたにとっては、あなたの価値観だけが常に「正」だからです。

 でもーー。

 もし、人のために力を使おうとすることで、あなたの中に眠る力を引き出すことができるとしたら?
 その結果、自分も人もハッピーになれたとしたら?

 やはりそれが可能であれば、それほど楽しいことはないと思いませんか?

 今回の記事が、あなたの仕事観を形成する上で何らかのヒントにになり得たとしたら幸いです。

以下の過去記事
「Win-Win」の大きな勘違い―Google社と7つの習慣【第4の習慣】から考える。 - プロジェクトマネジメントの話とか
では、大きな視点で経営・ビジネスの観点から社会貢献の意味について考えてみましたが、今回は身近な視点で「個人と社会貢献」について、7つの習慣の「第7の習慣」と併せて考えてみたいと思います。

 

第7の習慣「刃を研ぐ」ことの意味と概要

 社会貢献の話の前に、第7の習慣について概要を簡単に確認しておきましょう。
 ※社会貢献のお話は次節へスキップ!

森の中で、必死で木を切り倒そうとしている人に出会ったとしよう。
「何をしているんです?」とあなたは聞く。
すると男は投げやりに答える。
「見ればわかるだろう。この木を切っているんだ」
「疲れているみたいですね。いつからやっているんですか?」
あなたは大声で尋ねる。
「もう五時間だ。くたくただよ。大変な仕事だ」
「それなら、少し休んで、ノコギリの刃を研いだらどうです? そうすれば、もっとはかどりますよ」とあなたは助言する。
すると男ははき出すように言う。
「切るのに忙しくて、刃を研ぐ時間なんかあるもんか!」
(location 6195)

 このエピソードが示すように、目の前の作業だけに囚われることなく、未来の自分に投資する習慣を身につけよう!という考えが第7の習慣のベースとなります。
 以下のマトリクスを復習しましょう。

表1:7つの習慣お約束のマトリクス

  緊急 緊急でない
重要

第1領域
緊急で重要なこと

第2領域
緊急ではないが重要なこと

重要でない

第3領域
緊急だが重要ではないこと

第4領域
緊急でも重要でもないこと

 人生を最期から逆算・イメージし、上記のの「第2領域」の仕事にどれだけ時間を割けるかによって、自身の5年後、10年後、20年後が大きく変わっていくことになります。

 また、第7の習慣の概要は主に、以下の4点から構成されます。

  • 肉体的側面
  • 知的側面
  • 精神的側面
  • 社会・情緒的側面

 「肉体的側面」については、運動習慣を身につけることの効果と重要性、「知的側面」では、幅広い教養を身につけることの重要性が説かれています。
 ……と、ありがちな話をここで展開しても仕方がないので、今回は、社会貢献という言葉のイメージから受ける「大きな誤解」、そしてその「本当の意味」や「重要性」についてフォオーカスしたいと思います。

 

        社会貢献を第7の習慣「刃を研ぐ」から考える

 「精神的側面」の項目では、故コヴィー博士は下記のように説きます。

自分が人のためになっていると思える限り、仕事はうまくいく。自分のことしか考えずにやっていると、うまくいかなくなる。これは万有引力と同じくらいに確かな法則なのだ(location 6341)

また、「社会・情緒的側面」の項目でも以下のように説明しています。

人に奉仕し、人の役に立つことも心の安定をもたらす。その意味からすれば、あなたの仕事も心の安定を与える源になる(location 6463)

ストレスの研究で名高い故ハンス・エリセ博士は、健康で幸せに長生きする鍵は、世の中に貢献し、人のためになり、自分の気持ちも高揚する有意義な活動に身を捧げ、人の生活に喜びをもたらすことだと述べている。(location 6470)

このように、故コヴィー博士は一貫して「人のために、世の中に貢献せよ!」と述べています。
 故コヴィー博士の『7つの習慣』は世界で最も売れたビジネス書であることも併せて考えると、信憑性の高い言説だと考えて問題ないでしょう。

 とはいえ、話をそのまま鵜呑みにし思考停止状態に陥るのは大問題なので、その妥当性について考えていきましょう。

 まずは、次節にて社会貢献という響きから受ける、誤ったイメージについて考えていきます。

 やっとここからが本題。いつものオレオレ理論の展開です!

 

社会貢献の誤解と本当の意味

 先に結論から書きます。

 誤解を恐れずに言えば、社会貢献は人のためではなく自分のために行うものなのです。

 冒頭でも述べましたが、綺麗事を並べ退屈な話をしても誰も得をしないのでダイレクトに書きますが、人間は自分が一番可愛く、常に「オレがオレが、私が私が」なのです。

 当然ですよね?自分の人生の主役は自分で、自分は特別な存在なのです。

 つまり、「人のため」「社会貢献」というものの、結局は自分が気持ちよいからやっているのであり、その結果、人の役に立っているに過ぎないのです。

 ……って、少し言い過ぎましたが、だいたい合ってる、うん。

 もう少し噛み砕き、踏み込んで説明します。

 人の役に立つことと、自分が気持ちよくなることは表裏一体の関係なのです。

 鶏が先か卵が先かという問題はあるとは思います。ただ、「自分はどうなってもいいから貢献するぞー」というよりは、「(人の役に立つので)自分が気持ちいい!それでもって人の役にも立つ!ウェーイwww」と考えた方がよっぽど健全な気がしませんか?
 ウェーイwwwは全く関係ありませんでした。

 つまり厳密に表現するならば、「人のため」と「自分のため」は同時に存在する概念だということです。

 そして、自分が気持ちよくなることで、人間は様々なメリットを享受することになります。
 ここに自分の力を引き出すカギが存在します。

 次節ではこの現象ついて、様々な例を元に考えていきましょう。

 

社会貢献することの効果と威力

 ここで僕の経験談を少し。

 冒頭にて、僕が世間の人たちが利用するシステム開発に初めて関わった際、やたらと楽しかった、と述べましたが、仕事の内容自体は非常に単調で苦痛なデバッグ作業(=人が作った誤ったプログラムの修正作業)だったのでした。

 にも関わらず、そのシステムの利用者は、はてなブックマークのような「自分を含めた世の中の多くの人たち」だったため、プログラムを修正する過程でも、世の中の利用者を具体的にイメージすることができ「自分は役に立っている!」という強い実感を得ることができたのです。

 僕がそのときに感じたのは「自分が、開けた世の中と直接繋がっている」という感覚でした。*1

 そして特筆すべきは、それまでの自分に比べ、明らかにパフォーマンスが向上していたということです。
 何よりも「役に立って楽しい!面白い!」という感覚が先行していたからなんですよね。

 理屈抜きで「楽しい!」「面白れー!」と感じたとき、人の能力は開放されます。

 ごく当たり前の話をしていますが、抑圧され閉塞した環境にいると人は、この点を忘れる傾向にあるのです。

◆元ヤンキースの松井秀喜が考える「チームのため=自分のため」

 昔、何かのテレビで彼は試合に対する考え方を語っていたのですが、
「自分の打率や本塁打のことよりも『チームの優勝を願うこと』が、結果的に自分のパフォーマンスを最大限に引き出すのに一番効果があることを、僕は経験的に理解している」
と話していました。

 権威主義に陥り盲信するのはナンセンスですが、コレを聞いて腑に落ちた僕は、ああ、やっぱりそうか!と自分の考えに確信を持ったのでした。

 決して綺麗事などではなく、「自分のため」と「人のため」が同時に存在する、という意味では全くブレてはいなかったわけです。

貢献することで自分に返る
図1:殻に閉じこもらずに貢献することで刺激を得られ、結果的に力が発揮される

 人のため、世の中のために自分の力を使うと、人間は元気になって想像以上の力が出てくるわけです。

 

もっと楽に、面白く。力を引き出すための施策を考えよう!

 次に、みんながハッピーになれるような具体的な方法がないか、探っていきましょう。

 就職・転職を検討している人は、仕事を選ぶ際に社会貢献度を一つの要素として選ぶのも一つの方法かと思います。実際に仕事を経験してみないとわかりませんが、上手くいけばアナタの力を大きく押し上げてくれるでしょう。

 ちなみに、僕が過去に転職した際には「BtoCの案件に深く関われること」を一つの条件に挙げました。結果、日々楽しく仕事ができています。言うまでもありませんが、これは個人の価値観の問題なので、自分が楽しいと感じることを最優先させることが肝要だと思います。

 ――とはいえ。

 今の仕事で貢献している実感を得られないからと言って気軽に転職を繰り返すわけにもいませんよね。
 今の仕事の中に「人のため、世間のために貢献できる」と感じられるポイントを能動的に探していく必要があるわけです。

 

身の回りに潜む「貢献ポイント」を浮き彫りにする2つのステップ

 必要なのは、人のためになっている!社会貢献できている!という実感です。その実感を得るために、フィードバック(=人からの反応)を受けるのも効果的です。

 これを確認するには、2つの作業が必要になります。

1.自分と外部の「接続パス」の洗い出し

 まず、自分がどのような形で「人」とつながっているかを再度確認してみましょう。

 家族、恋人、友人、知人、顧客、利用ユーザ、同僚、部下、上司……etc.

身の周りのつながりを洗い出す図2:人とのつながり(力の流れのパス)を再チェックする

 自分を取り巻く周囲の人達との関係を確認することで、自分が持つ力がどのように外へ流れ、また、外からどう力を受けるのか。そのパス(=通路・経路)を確認します。

2.「外部への接続パス」に関わる仕事は何?

 次に、洗いだしたパスに、仕事がどう関わってくるのかを確認します。

 わかりやすい例は、僕が先ほど挙げた「Webサービスの提供」がありますね。

 利用者数があれば、TwitterなどのSNS、2ch、その他ネット上の口コミ評価などから利用者の声をダイレクトに確認できますし、その確認の過程で大きくモチベーションが上がる(逆に下がる!?)こともあるでしょう。

ユーザからのフィードバックを確認する
図3:自分とユーザとの関係から、フィードバックを考える

 とはいえ、このように容易にフィードバックを受けられる例ばかりではないと思います。

◆身近な人との繋がりが重要

 「顧客・ユーザの顔・声がなかなか届かくて実感が沸かない……」
 このような場合は、もう少し身近なポイントを考えてみる方法もあるかと思います。

 例えば……
 「この部分をサポートしたら仲の良い同僚が喜んでくれるかも!」や、「ここで踏ん張って昇格すれば、もう少し親を楽させられるかも!」など、考え方はいくらでもあるわけですよね。

 むしろこのように、身近な人に力を尽くそうとする姿勢の方が、より大きな喜び・効果が得られるかもしれませんよね!

 

さいごに。今回の話は全部忘れて!

 ……とまあ、長々と講釈を垂れてきたわけですが、今回お話した内容は全部忘れてしまってください!


 今が苦しい時は、人は自分のこと以外何も考えられないかもしれません。それでもいいと思います。休みながら、少しずつゆっくり歩けばいいと思います。
 やがて、少しだけ力が出てきたら。そのときに考えてみてください。


 目を閉じ、こんなことを想像してみてください。
 
 大切な恋人・家族・友人に、あなたはとっておきのサプライズのプレゼントを渡しました。

 プレゼントを受け取った相手が、思いっきりしわくちゃの顔で「うれしい!」と、この上ない満面の笑みで応えてくれたら――

 あなたはどう感じますか?

 そこには打算など、一切なくて。

  多分、結局は理屈抜きで、そういうことなんだと思うんです。

 あの人の。世の中の。笑顔のために。
 そして同時に自分のために。

 少しだけ、意識を外へつなげてみませんか?

 

 

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*1:もちろん、BtoBのシステム開発がつまらない、などと言うつもりは毛頭ありません。むしろBtoBの方が顧客の顔が直接見えるメリットもありますし、BtoBでも楽しいシステムもたくさんありました。たまたま、そのタイミングで僕がそう感じた、というエピソードです。


photo by Philip Chapman-Bell

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